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第二類の紹介

第二類の特徴

世界をリードする最先端ITを支える電気電子技術や理論を学ぶ

第二類(電気電子・システム情報系)がカバーする分野は,今日の情報化社会の中心的な役割を果たしています。特に,近年の情報通信技術の進歩は産業革命以来の技術革新だといわれています。

18世紀後半の産業革命の流れは,19世紀に入ると新たな科学の発見と結びつき,急速な進歩を遂げました。クーロン,アンペール,ファラデーらによる電磁現象の発見は,1864年にマクスウェルの方程式としてまとめられ「電磁気学」が完成しました。さらに,「回路理論」が構築されたことにより,電動機,発電機,電話,無線通信といった電磁現象を応用する技術が創り出されました。19世紀後半のトムソンによる電子の発見(1897年)は,電子を用いたデバイス(真空管)を生み出し,これを用いた「電子回路技術」が進歩し,さらに「コンピュータ」も誕生しました。さらに20世紀初頭の「量子力学」の誕生は,物質の性質(物性)に対する理解を深め,半導体を用いたトランジスタの発明(1948年)につながりました。その後の半導体などを用いた「電子デバイス」,「集積回路技術」の進歩により,「コンピュータアーキテクチャ」,コンピュータを用いた「情報処理技術」,「ソフトウェア技術」が急速に発展しました。今日では,豊かな日常生活や社会経済活動を支えるエネルギーを効率的に供給するシステムなど,これらの技術を駆使したあらゆるシステムが構築され,情報化社会の中核を担っています。これらの複雑化かつ巨大化したシステムを解析し,よりよいシステムの計画及び設計のための理論や方法論も急速に発展してきています。

このような電気・電子・システム・情報分野の発展は更に大きな動きとなって,18世紀の産業革命に匹敵する情報通信革命を引き起こしています。これによって,あらゆる所で空間と時間を越えて必要な情報を必要な形で手に入れることが可能になっていくはずです。同時に,これまでの技術では不可能であった人間に近い機能を,原子数層から成る目では見えない技術の集積として実現する努力が続けられています。ロボットによる対人援助やサイボーグ技術の医療応用などの果てしない夢がこれから先も着実に叶えられていくでしょう。

工学部第二類(電気電子・システム情報系)では,このような技術の基礎となる学問分野について学ぶことができます。電気・電子・システム・情報ならびにその関連分野では,技術革新が急速に進み,特定分野の専門知識のみならず,複数の専門知識を融合した革新的技術が要求される状況にあります。また,そのような技術等が社会に与える影響もより大きくなりつつあり,人間,社会,自然との関わりを常に視野に入れることも必要とされています。このような状況を踏まえ,第二類に入学した学生は,1年間の教養教育ならびに専門教育を経て,2年次開始時に

  1. 電子システム
  2. 電気システム情報
の2プログラムのいずれかに配属されます。各プログラムの内容は少しずつ重なり合いながら全体として電気・電子・システム・情報の分野を網羅し,電気・電子という実際のモノと,システム・情報という抽象概念の二つの観点から“電気”を統括的に取り扱うことで,それぞれ以下のような人材の育成を目指した専門教育が行われます。

大学院工学研究科・工学部 刊行物のページにある工学部パンフレット 「第二類(電気電子・システム情報系)」
https://www.hiroshima-u.ac.jp/eng/brochure/brochure_eng
も参照してください。

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在校生からのメッセージ

「自分で考える」ことが身につく環境 (平成24年度3年次生・男性)

第二類では電気やプログランミング, 半導体など, 電気・電子系統について 幅広いジャンルを学ぶことができます。僕は4つある課程のうち経営工学など に興味を持ち, システム工学課程に進みました。難しい講義もありますが, 疑 問点は先生に聞いたり自分で調べたりすることで十分理解できます。

また, 難しいことでも自分で解決しようと考える習慣が身についてきます。 「自分で考える」ということは, 将来社会に出ても必要な能力なので, 授業を 受けることで自ずとスキルが上がります。学ぶうちに将来像が鮮明になったら, 後はそこに到達するために努力するのみです。目標に向かって努力する過程こ そ満たされた時であり, その先にきっと良い結果が待っているはずです。

大学生活では, いろいろな人と交流することも大事です。自分にはない価値 観に触れ, 刺激を受けると, 新しい視点で物事が見えるようになります。さら に, 自分を磨くための経験を積む時間が豊富にあります。その時間を無駄にせ ず, 有意義な大学生活を過ごしたいと思います。

「専門的で実践的な授業は,学びに意欲的になれる。」(平成20年度3年次生・女性)

大学一年生の春,受験に合格したのはよかったものの,私は工学部第二類に 漠然としたイメージしか持っていませんでした。具体的にどういった知識を習 得できるかをよく理解していなかったのです。でもここで勉強を続けてきた現 在では,自分の将来に役立つことを学んでいるという実感を持っています。大 学での授業は,高校で学習する数学や物理とは違って実に専門的な内容だから です。

第二類は,主に回路や電子の動きについて学ぶ電子システム課程と電子電気 工学課程,コンピュータのプログラミングやシステムを学ぶシステム工学課程 と情報工学課程の4つに分かれており,本人の成績や希望によって2年次からい ずれかの課程に配属されます。

私は電気電子工学課程(現: 電気システム情報)に所属しています。授業では,実際に回路を作成した り,いろいろな数値を計測したり。実践的な授業は,難しいことも多いのです が,本当に面白いですね。勉強面で充実した生活を送っているとはっきり言え ます。この場所では,「学ぶこと」に対して意欲的になれる!今は,ひたすら 自分の目標に向かって頑張っています。

「第二類でできること」(平成18年度3年次生・男性)

コンピュータは,現代社会を支える最も重要な道具です.第二類では,コンピュータによるシステムや情報の管理などを学んだり,コンピュータ実現のためのトランジスタや集積回路に関する実験を行っています.僕が今学んでいるシステム工学課程では,コンピュータを使った数学的な問題分析などを行っています.

僕が第二類に入学したとき,「講義や実験・演習って難しそう」と思ってました.でも,入学後に講義を受けて分かったことは,高校で学んだことを基に段階的に学習すれば,専門知識を一つずつ着実に得ることができるということです.第二類では,充実した設備で最先端の技術や理論を学ぶことができます.電気やコンピュータに興味のある皆さんなら,きっと充実した大学生活を送ることができるでしょう.皆さんも第二類で学んでみませんか?

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